ネパール人と結婚するにあたって必要な資料があります。
必要な資料は時期によって変わりますので、婚姻届 | 在ネパール日本国大使館 (emb-japan.go.jp) こちらの大使館に確認するのが一番良いです。
その中でも今回実際ネパール人の奥さんと結婚した時必要だったことを説明します。
ネパールで結婚の手続きを行う時
①日本人の戸籍謄本を入手
本籍地の市区町村役場で日本人の戸籍謄本を入手します。郵送請求することが可能です。
日本人の婚姻要件具備証明書、日本側の婚姻手続きに使用します。イチ手続きに原本を1枚提出しますので、最低2枚、在ネパール大使館で婚姻届提出(⑥の作業)する場合は3枚取得しておきましょう。
②在ネパール日本国大使館で婚姻要件具備証明書(独身証明書)英語に訳されているもの
申請日の翌営業日に書類を受け取ることができます。
【日本人の必要書類】
- 戸籍謄本 1部
- パスポート
③セントラル・ディスリクト・オフィスで婚姻の申請
お二人揃って結婚の申請をします。
また、ネパールの婚姻手続きは申請してもすぐに結婚成立とはならず、待機期間があります(最低15日)。今後の手続き・必要書類等を教えてもらえます。
自分の場合は奥さんの家族が職員だった為かなりスムーズにいきましたが、一般的には15日~20日の待機期間はあるとみていた方がいいと思います。
【日本人の必要書類】
- 婚姻要件具備証明書(独身証明書)(英訳)
- パスポート
- 顔写真
【ネパール人の必要書類】
- 婚姻届(C.O.Dにあり)
- 独身証明書
- ナガリタ(身分証明書)
- 顔写真
④警察へ出頭・調査
C.O.Dで結婚手続きをすると警察提出用の書類をもらえますので、警察へその書類を提出しましょう。ネパールには戸籍がありませんので、本人確認や独身の調査等がされることになります。調査が終わるとC.D.O提出用の書類をもらえます。
⑤セントラル・ディスリクト・オフィスで婚姻証明書の受け取り →ネパール側の婚姻成立
③の婚姻届の提出から15日以上経過しないと婚姻が成立しません。また、ネパール人が地方出身者で、首都であるカトマンズのC.O.Dで手続きをした場合は調査等で1ヶ月以上かかることもあります。
3人の保証人と夫婦になる2人の計5人で結婚の宣誓書にサインすることになります。結婚が完了すると婚姻証明書が発行されます。
→必要書類:
- お二人それぞれの顔写真
- 保証人3人+保証人のナガリタ
- 警察からの調査書類(④で取得)
⑥日本に対して報告的届出をする →国際結婚完了
日本国大使館/領事館または日本の市区町村役場に報告的届出(婚姻届の提出)をします。3か月以内に届出をしましょう。これで国際結婚が完了となります。
また、お二人が日本で住む場合は、処理が早くなるので日本の市区町村役場に届出をしましょう。
以下は在ネパール日本国大使館で手続きした場合の必要書類です。
- 婚姻届
- 戸籍謄本 2部
- 婚姻証明書(C.O.D発行の原本)
- 婚姻証明書の日本語訳
- ネパール人の国籍を証明できるもの(パスポート、ナガリタ)と日本語訳
まとめ
上記にも記載してますが、ネパールの法律など変更されたら必要な資料が変わりますので、まずは大使館やネパールにいる家族に確認してもらい必要資料が足りなくてやり直しにならないよう気を付けてください。